グリム農園&田舎暮らし

定年退職後の日々の日記です。

2021年3月26日
から Mat Grimm
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サトイモとショウガの植え付け

 サトイモの種芋をいつもの店で購入した。セレベスが2㎏、海老芋が1kgである。購入時には個数を確認しなかったがすでに購入してある土垂が1kgで21個であったので全部で80個未満であろうと見当をつけていたが植える間隔を決めるために数を数えると3種で72個であった。さらにショウガも17個入りを購入していたが砂地が適しているので探したが適当な場所が見つからず、まだ植えていなかった。サトイモの間にショウガを植えると良いと本にあった。ショウガは日当たりに弱いのでサトイモの葉陰がちょうどよい。そこでセレベスの株間にショウガを植えることにした。セレベスはすでに芽が出ているので植える方向が明らかであるが、土垂や海老芋はどちらを上にするか判らない。海老芋は少し細長いので横にして植えた。土垂は丸く、どちらが上か判定できない。結局、横にしたり、上らしいものは建てて種芋を植え付けた。畝長は45mであったので、十分な広さである。サトイモの株間は90㎝とし、ショウガとの株間は60㎝とした。植え付けた後は畝を均して黒マルチを張りやすくするため、鍬で土寄せをおこなう。(3月25日)

2021年3月23日
から Mat Grimm
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花壇づくりと花の定植

 花の種を播いて苗づくりをしていたが出来栄えが貧弱で営業用には向かず、すこしずつ自家用プランターに植えていたが、残りの苗がいよいよ老化して枯れてきたので、急遽空き地に花壇づくりをして花の苗を植えることにする。ポットのままで長く置くと、土の栄養不足で苗が成長できず、枯れてしまうようだ。
 敷地の東端の敷居ブロックに沿って10mくらいの長さで幅が20㎝くらいの溝を掘り、そこに別に配合した土を入れて花壇をつくる。もうひとつ、西側の道路に沿った敷地の植え込みに長さ5m、幅30㎝程度の簡単な花壇を作る。
 ここに老化した花の苗を植える。東側花壇にはかすみ草、キンギョソウ、バンジーの3つを繰り返し並べて植える。西南花壇はスペイン瓦を並べて土止めとして使う。土は別に配合した土を盛り上げる。そして、パンジーとアスターをかなり密に植える。
 土は田んぼの土をフルイを通したものと「もみがら燻炭」、醗酵鶏糞を混ぜて排水性のよい土を作る。3月22日、23日でこれらの花壇づくり、土づくり、花の苗の定植を行った。苗が根付いて成長すると今、咲き誇っている西北花壇のように華やかになることを期待している。

                                                                      

2021年3月21日
から Mat Grimm
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サトイモ畝の施肥

 昨年のサトイモ栽培の出来は良くなかったが、その理由の一つとして施肥したものの雑草が繁殖し肥料が十分、行きわたらなかったためと考えられる。昨年は畝幅1.5mで2条植えとして、中央に鶏糞を大量に溝施肥したが、肥料の上には黒マルチを使用しなかったので条間に雑草が勢い良く成長し、止めることができなかった。
 サトイモには土寄せが必要なのでいつものように黒マルチの中心にイモが位置するように設置しないで、イモの片側のみに黒マルチを設置した。これでは中央部分は雑草が自由に生える。
 そこで今年はやはり、2条植えとするが、種イモの直下に溝を掘り、溝施肥する。種イモの両側に黒マルチを設置して、雑草を抑制する。土寄せの時には黒マルチを除去するので黒マルチを固定するピンが必要となる。黒マルチで土が見えないように溝部分までカバーする。
 No.3圃場の乾きの悪い南端の畝をサトイモに宛てる。3月19日に2条の溝を管理機で溝付けし、そこに鶏糞を1.5㎏/mを散布した。畝の長さは45mなので2条で90m、9袋の鶏糞を施肥した。
 サトイモはとりあえず、「土垂」という品種を1kg購入してあるが、セレベスや他の品種も試すつもりである。

2021年3月17日
から Mat Grimm
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ジャガイモ芽出し、ブロッコリー定植、トンネルの防虫ネット化

 春は天候が変わりやすく温室(グリーンハウス、GH)やトンネルの温度管理が大変である。今日は久しぶりの晴れで最高気温は17度であるが、陽射しが強い時は温室やトンネルの地温が30度を超えて危険レベルに達する。熱で枯れてしまうので10度以下でも晴れになりそうであれば、換気しておく。枯れるよりも低温で成長が止まる方がまだいい。
 排水溝を深くしようと近づいた時、ジャガイモの畝の黒マルチが所処、盛りあがって山ができている。昨年は3月22日に芽出しを行ったが、遅かったので、今年は早速、突き出しているところを破ると芽が出ていた。まだ、芽が小さくてこれからという箇所もある。全体の8割程度を芽出しした。メークインと男爵を植えたが男爵の芽だしがやや遅いようである。(3月16日)
 田仕事の帰りに近所のOさんから声がかかり、ブロッコリーの苗を10株ほどいただいた。Oさんは今年、ブロッコリー栽培をしていて、植え付け後の根付きが悪い苗を植え替えているようだった。私は種播きしているがまだ発芽していない。せっかくなので、いただいて、早速、予定畝に定植した。苗は農協からの購入苗とのことである。連結ポット植えで小さい根鉢にぎっしりと根が詰まっている。しっかりとした苗で私の育てる苗と大違いである。(3月16日)
 ダイコンやカブは透明トンネルで発芽して、本葉が出ていた。1穴に2個種まきしていたのでほぼ2本発芽している。3月15、16日に間引いて1本にした。また、全く発芽していない穴には追加で種まきをした。そして、今日3月17日に透明トンネルから防虫ネットに交換した。一部で高温による焼けが発生して、湯だったように苗がしんなりとしている個所が見られた。カブの畝も同様なので、透明トンネルから防虫ネットに交換した。ダイコン、カブも防虫ネットにしてもストチュウ散布で虫をできるだけ避ける。

2021年3月12日
から Mat Grimm
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苗代の施肥と耕耘

昨年、稲刈り後に鍬でイネの切り株を掘り起こして、米ぬかを撒いていたのであるが、稲の切り株は期待したようには分解されなかった。冬の間に腐敗分解して凍結解凍の繰り返しで細かく砕かれると思っていた。3月の中旬となり、苗代の準備を始める時期となった。そこで管理機をつかって、苗代予定地10m2本を耕耘した。その際に米ぬか1袋づつ散布した。また、この個所でもみ殻燻炭づくりをしたので、その燻炭が地面にかなり残っており、混ぜた。今年は3種類の米を作るので、苗代2本を3区画に分けるか3本つくるかしなければならない。効率よく3本つくるためには2本の位置をリセットして、新たに3本を作り直すかもしれない。(2021年3月11日)

2021年3月10日
から Mat Grimm
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植栽の春が来た!

今日は3月10日、中旬に入る。寒かった冬日もすこしづつ減り、春本番の暖かさが感じられる日が増えてくる。産直にも「つくし」や「ふきのとう」が出されるようになっている。と同時に雨も時々降るので、田畑も乾きのタイミングを逃さず、準備していく。今年の植栽計画を立て、時々追加修正しながら、充実している。連作を避けて、植栽場所を決めていく。時系列の計画表と場所の計画表が必要となる。昨年の実績を見ながら、今年の準備を進める。昨日と今日は稲苗代用の土ボカシの仕込みを行った。また、レタスの定植に備えて、畝作り(マルチ張り)を行った。苗の成長に合わせて定植時期、畝の準備を進める。イチゴの子株をポットで育苗していたが根付いたのでプランターに定植した。春は花の世話もあり、いろいろ忙しい。

2021年3月7日
から Mat Grimm
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挿し木の試み

 イチジクの苗木を購入したがその苗木は挿し木で増やしたものであった。このイチジクは昨年、本格的に実をつけ、美味しくいただいている。このイチジクの樹を増やそうと剪定した枝を通常の土に挿して温室に入れて時々水やりしていたが、結局、根付かなかった。
 庭にモスキート・ゼラニウムを植えていたが宿根性で樹が太く巨大になり、暴れるので、撤去したが、香りが虫よけになるので残しておこうと適当に小枝を挿し木にしていたが、特にケアをしなくても根付いて、鉢の大きさのものが3つ4つ取れた。
 退職時に花束を職場からもらったがその中に赤い観葉植物があり、花瓶に挿していてもいつまでたっても元気が良いのでこれを鉢に植えたところ、根付いて3年経っても今だに元気である。これはコルジリネというオーストラリア原産の観葉植物で挿し木で増やせるらしい。緑の観葉植物も花束に入っており、ドラセナというアフリカ原産の観葉植物らしい。これも生命力があり、挿し木にするとほとんど根を出して増やせる。セレモニーで用済みとなった花束をいただいたときに、最後には挿し木で増やすことにしている。
 最近は生花を楽しんだ後は特に美しい花は残せないかと挿し木にしている。菊の花はかなりの確率で挿し木で根付く。しかし、ユリの花を同じ様に挿してみたが、枯れてしまう。挿し木で増やせるものと向かないものもあるようだ。挿し木の本を見るとほとんどの植物が増やせそうであるが、難易度があるのだろう。
 最近は挿し木の成功確率を上げるために、挿し木を2-3時間、「ネメデール」という芽や根の出やすくなるという促進剤を入れた水に浸けてから、バーミキュライトをポットに入れ、挿し木の先端に「ルートン」という発根剤を塗して、ポットに挿す。そして、温度が20度近辺である室内の窓越しに陽のあたる場所に置いておくようにしている。通常の土は雑菌により腐敗する可能性がある。バーミキュライトは無菌である。乾いたら水をトレイに注ぎ、ポットの下から吸い上げるように水やりをしている。それでも、成功確率はそれほど高くない。50%以下である。何か、見落としがあるのであろう。まだまだ工夫が必要である。

2021年3月5日
から Mat Grimm
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温室内温床への夏野菜の種まき

 ダイコン、カブ、ニンジン、ビーツなどの根菜類は露地に直播するがナス、トマト、キュウリ、カボチャ、ズッキーニなどの実のなる野菜は苗を育てて移植する。3月前後からその育苗の季節である。温室内に作っている落葉・藁の発酵を利用した温床に種まきしたポット20個を載せた箱を全部で14箱を収容した。当面、発芽し、2,3葉までの育苗はこの温床で行い、できるだけ早く外の保温トンネルに移すつもりである。
 3月3,4日にナス40 pot、トマト40 pot、カボチャ60 pot、キュウリ20 pot、ピーマン20 pot、ズッキーニ11 pot、スイカ14 potを種まきした。種播き用の土を購入しているが、種の大きい野菜は自家製の土を使う。枯れ木や草を焼いた場所の土をフルイで細かい土だけを選別し、これにもみ殻燻炭を混ぜる。雑草の種はほとんどないし、PHメータでチェックしたが、6-7前後であり、ほぼ中性である。ポットは8-9㎝のサイズを使う。小さくても大きすぎても良くない。
 発芽温度は20度から30度Cのものがほとんどである。25度以上必要なものもある。今日、曇り時々雨であり、日光はないが、それでもポットの地温は20度くらいある。温床の温度は13度くらいでそれほど高くない。まだ醗酵が進んでいないのだろう。少し時間がかかるかもしれないが発芽を期待している。

2021年3月5日
から Mat Grimm
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動物を飼う楽しみ

 子供の頃から動物を飼育することが好きであったが、サラリーマン時代は時間に制約があり、十分なケアを動物に注げないので自制していた。退職した今では時間も十分にある。だから、何でも飼えるのだが、子供時代とは異なり、慎重に考えて後悔のないようにしたい。ペットを中途で捨てることはできないし、何よりも旅行など長期の外出の制約になってしまうのが困る。
 現在、猫を一匹飼っているが2019年に19歳3ケ月で初代の猫が亡くなり、しばらくしてやはり寂しくなり、2代目を飼い始めた。同じ猫といっても随分と性格が違うので新鮮である。前の猫は必ず、決まった時間につまり朝早く、私を起こす。寝ていると顔の周りをひげでこするので目が覚める。それでも起きないと次に障子をツメでひっかいて耳障りな音を出す。障子は丈夫なプラスチック製の紙なので破れることはないがさすがに我慢できなくて起きてしまう。今の猫はまだ一歳の若い猫なので起こし方は遠慮がちである。やはり、猫の気配を感じて目を覚ますがその時は猫が近くに居るという風である。朝ゆっくりと寝ることはできないので、十分な睡眠をとろうとすると早く寝るに限る。猫は家族の一部になっているのでもっとも手間がかかる。
 ほかに水槽にカワムツを5,6匹入れている。これは奈良の川で採れたものを引き取ってきたがまだ生きている。できれば水槽ではなく、もっと広い池に放して繁殖させたいが、まだ池の構想がかたまっていない。できれば近くの水路の一部にでも放流できればと考えている。
 昨年の海水浴に志度湾に行ったときに海辺にいた赤いカニを捕まえて飼っていたが、結局長生きしなかった。陸カニのようでもあり、適切な生息環境を整えられなかった。海の生物は余り慣れていないせいか大抵失敗する。
 実は野鳥に興味があって、千葉に住んでいるときは近くに藪や林がたくさんあり、いつも鳥の鳴き声に囲まれていた。うぐいす、メジロ、コガラなど庭木に来ることもあった。しかし、高松には田畑が多い反面、雑木林や藪などは場所が限られており、近くにない環境のせいか、鳥の種類がすくないような気がする。それでも、ひばり、カラス、トビはいつも近くにいて、よく目にする。
 シンガポールに2年ほど住んでいたが、住人のほとんどは中華系であり、年寄が籠に入れた鳥の鳴き声を楽しむという昔からの風習があり、町を歩いていると鳥かごを見かけて懐かしく子供時代を思い出した。今は野鳥を飼育することは許されていないが、子供の頃の楽しみのひとつは冬になると餌がとぼしくなり、野鳥を捕獲してうまく餌付けすることができたら、飼って鳴き声をたのしむことができた。今ではそれはできないので、野外観察で楽しむ程度である。田を耕すと虫が土から飛び出してくるので、トラクタの後ろにはカラス、セキレイ、ほかに名の知らない小鳥が狙って集まってくる。時期によってはシラサギが十数羽もきたのには驚いた。
 魚にしろ、鳥にしろ、飼育するにはそれなりの環境を作らなければならない。そして、それを維持するのはさらに難しい。それよりも今では自然のままの姿を見て楽しむのが本来の姿を見られて楽しいと思う。だから、鳥や魚、虫などの生息環境を守り、維持していきたいと思うのである。無農薬栽培を行うのも、虫や貝、魚、鳥などが昔ながらに生きていけるための環境を作るためである。

2021年2月28日
から Mat Grimm
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トマト・ナスの温床種まき

温床というよりも冷床かもしれないが二重トンネルの苗床を作り、そこにトマト・ナスの種まきをした(2月28日、21年)。初めての試みなので発芽しないかもしれないので、種の半量をつかい、残りは従来のグリーンハウス内の温床ポットに種まきする予定である。二重トンネルの作り方は「井原豊氏ビックリ野菜教室」の方法に従う。北風を防ぎ、日当たりの良い、建物の南側でさらに白壁で反射するとよいがそのような場所はないので、通常の畑の畝の一部をあてる。苗床になる幅1.5m、長さ5m程度の畝に施肥し(鶏糞1kg/m、過リン酸石灰100g/m)、均した後、鎮圧する。30㎜厚、1.5m長の厚い板を使い、その上に載って固く鎮圧をする。そして、レーキで種まき用の横筋を引き、両側にも縦筋を引いて20段の梯子状の播き溝を作り、各横溝に5粒ずつ、種を播いた。トマト50粒、ナス50粒である。軽く覆土し、その上から籾殻燻炭を畝全体に薄く被せた。保温効果と湿度保持を狙う。その上から、先ほどの板の上に載って、体重で鎮圧して、畝全体を均一に硬く締める。そして、不織布をその上から被せて潅水する。不織布は2.5m長の短いものがあったので、半分だけ被せた(トマト種まき領域)。そして、短いトンネル用鋼竹で内側のトンネルを作り、透明ビニールを被せる。そして、その外側に長い鋼竹でトンネルを作る。外側の透明ビニールは畝の両端に杭を打って、そこにビニールの端を結びつける。トマトの発芽適温は25度~28度、ナスの発芽適温は20度~30度とある。特にナスは夜間20度前後、昼間は30度前後の温度と変化が必要となる。夜間はトンネル外と2-3度しか差がないから、夜間20度近くなるにはかなり先であろう。この頃は夜間の最低温度はせいぜい10度未満である。このままでは発芽は難しいと予想されるが、時間を掛ければ累積温度で発芽するという性質(お米など)もあるかもしれない。それに期待したい。

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