グリム農園&田舎暮らし

定年退職後の日々の日記です。

2021年4月23日
から Mat Grimm
0件のコメント

キカラシの成長

 イネの緑肥としてキカラシの種を2月に播いて発芽していたが4月になり、気温が上がり花が咲き始めた。各圃場のキカラシの成長具合を見ると、同じ場所で昨年と比較すると米を作った所ではキカラシの枝葉が濃くなっており、土地が肥沃になっていることが伺える。米を植えなかった所では昨年と同様に貧弱なキカラシとなっており、花だけが目立つ。米の刈り取り時に藁を田に戻しているので土地がそれだけ、養分を持っている。同じ様に米を作った二枚の圃場で比較するとNo.4とNo.5ではNo.4の成長が豊である。キカラシの肥料として、鶏糞を散布したが、No.4の圃場の方がやや多かったように思う。また、キカラシの種採り用に別の畝にキカラシを作っているが、種採り用の畝のキカラシはさらに枝葉が茂り、緑濃い株となっている。株間をとって点播きにしたのが幸いしたのか、または鶏糞を細い畝に沿って散布したことで有効に効いたのか、どちかかであろう。坪刈をして重量を測り、詳細に肥料成分を見積もる必要があるが、圃場を1.5m幅の畝を作り、その畝にキカラシの種を播いたので、畝の中央はそれなりに緑肥が茂っているが、溝にはキカラシが生えていないので、圃場面積平均の緑肥重量としては少ないと推定する。6月20日頃に田植え、6月17日頃に入水をするので、その1か月前の5月中旬にはキカラシを漉き込んでおく。

2021年4月21日
から Mat Grimm
0件のコメント

トマト・ナスの畝作りと定植

 露地に二重トンネルを施した苗床に播種したトマトとナスの苗が大きく育っており、いつでも定植ができる状態にある。そこでまず、近くの圃場の予定畝からトマト・ナス畝の施肥と黒マルチ張りを行う(4月20日)。トマトとナスをそれぞれ10m程度を割り当て、10株を植え付ける予定。畝長を測定すると18.3mであるので、株間90㎝とし、それぞれ10株を植える。3月27日に予定畝に苦土石灰を散布し、トラクタで浅く耕耘して草を漉き込んでいる。そして3週間+が経過した。株間の中央に穴を掘り、鶏糞15kgを10m当たりに割り込んだ。うっかりして過リン酸石灰を加えるのを忘れてしまった。もう一つの圃場では過石を入れて、その違いを見ることにする。

翌日(4月21日)には黒マルチを被覆した畝にトマト10株、ナス10株を定植する。朝から晴天で気温もぐんぐん上がっている。2重トンネルの苗床にあるトマトとナスを移植ごてで根をくずさないように土をすくって運び、定植する。午前中に定植を終えたがトマトは根鉢が崩れた株は全く萎れてしまった。定植時にはたっぷり、潅水したが、そのためによけいに萎れてしまったように思う。トマトは雨につよい品種のポンテローザという昔の品種である。ナスは早生真黒ナスという固定種である。トマトはすでに脇芽がたくさん出ており、早速、定植時に芽を欠いた。霜よけの肥料袋のキャップを付けないで苗の成長による重みを支持する棒を設けることにする。

2021年4月20日
から Mat Grimm
0件のコメント

ショウガの植え付け2

 すでにショウガをサトイモといっしょに植え付けているが、植え付け場所として少し距離があり、どうしても管理が不行き届きとなる可能性があり、安全のためにもう一カ所、近くにショウガを植える。ポリエチレン・ハウスの西側の畝で、ハウスの日陰となるため、やや湿りがちである。ここは小松菜を植えていたが、花を咲かせてしまい、4月2日に小松菜を引き抜いてそのまま、土に漉き込んだ。その際に有機石灰を播いて中和した。
 種生姜(大身ショウガ)は800gの大きなひとつの塊で、芽をつけて節を折って分割した。不揃いであるが9つのブロックに分割できたので、これを4m程度の畝に等間隔に置いて、その株間に肥料を埋め込む。1m当たり鶏糞1kgの肥料を株間の穴に埋め込む。種生姜は肥料に直接触れると腐ってしまうので、位置決めをできるだけ正確に行う。割り肥を土でカバーし、次に肥料と干渉しない位置に種生姜を埋め込む。10㎝~15㎝の深さに芽を上にして埋める。その後、保温のため、黒マルチを被せて、芽が伸びてマルチを突き上げるまで様子を見る。

 

2021年4月19日
から Mat Grimm
0件のコメント

ズッキーニの定植とサツマイモの蔓苗作り

 ズッキーニ苗が黄化しており、露地に定植する。黄化の原因として虫害か黴などの病気の可能性もあるのでストチュウを散布する。最初に発芽した8株を定植する。そこで畝作りから始めた。畝用地はトラクタ耕耘のみ行っているが施肥していない。畝を黒マルチで被覆できるように鍬で台形に整形する。そして、株間1.2mの苗位置に印つけておき、その中間に穴を掘って鶏糞を1kg程度を置いて土で被覆する。株が根を張って肥料の位置まで延びて吸収することを想定した割り肥である。(4月18日)

 サツマイモの蔓苗を例年、購入しているが今年は苗数を増やしたい。そこで芋を植えて蔓苗をつくることに挑戦する。産直で「なると金時」の子芋を売っていたので、購入した。食料品としての芋が発芽するかどうか不明だが、ほかに種イモの入手先がないので、これを利用する。園芸の本を見ると、種イモを47~48度Cで40分間温湯消毒するとある。そこで鍋に47-48度になったお湯に芋を浸けて40分消毒した。芋は10個ある。発芽温度は20度以上であり、5度以下で枯れ40度を超えてはいけない。ダイコンの土中貯蔵に使った跡地をサツマイモ蔓苗育成に使う。土にイモが半分見える程度に土を被せて、さらに透明トンネルで囲う。保温策として、夜はトンネルの上からもう一枚厚手のビニルシートを被せることにする。(4月18日)

2021年4月19日
から Mat Grimm
0件のコメント

カボチャの定植

カボチャの苗が黄色くなっており、このままでは苗が弱ってしまうので露地に定植する。苗はやや小さいが5枚葉がでており、露地の方が生育が良いと思う。カボチャの畝はすでに準備ができているので、苗を定植して、風除けと霜よけのため、ポリ肥料袋のキャップを施す。最初に種まきした60ポットから発芽した31株を定植する。近所のトマト農家のYさんが通りがかり、苗の話になり、茶色に変色しているので急いで苗を定植していることを言うと、茶色に変色する理由として、肥料不足か、虫かダニなどの虫害が考えられるとの情報を得た。早速、黄色くなった葉を裏返すと何となく黴ているような外観であった。そこで苗にストチュウを散布した。カボチャの畝は株間1mで35株くらいの長さがある。(4月19日)。今後は様子を見て、ストチュウ、水やりを行う予定。

2021年4月15日
から Mat Grimm
0件のコメント

ヤマトイモの畝つくり

 自然薯の一種であるヤマトイモ、別名イチョウイモの種芋をいつもの店で見つけ、衝動買いした。どこに植えるか決めかねていたが、南畑の一部に植えることにした。種イモについていた説明書きによると、畝幅は75㎝くらいで深さ50㎝くらい掘って芋の成長や掘り出し易くするとある。株間は25㎝くらいでよいので芋は4個で500gなので、60gくらいに切り分けて8個にすると畝長は2mくらいとなる。スコップで50㎝以上にまず掘って、そこに化成肥料を150g/m2を播き、そこに土を戻して、牡蠣殻石灰を150g/m2、鶏糞を2kg/m2を混ぜながら、畝を作った。種イモは切り分けて、面が乾いたら、植え付ける。芽が出るまでに40日前後かかるそうだ。南畑ではこれまで手入れができず、放置していたのでいろいろ植えても草に負けて野菜の出来は総じて良くない。今年は手入れを頻繁に行い、除草も行うようにしたい。

2021年4月6日
から Mat Grimm
0件のコメント

夏野菜の追加種まき

 3月初めの夏野菜種まきの発芽率が低かったので追加でキュウリ、そして、小玉スイカ、マクワウリ、メロンなどの夏野菜の種まきを行う。マクワウリ、メロンは昨年の残り種、小玉スイカは昨年に採集した種である。ポットに1ケまたは2ケの種を播く。9㎝ポットで土は6-7割は花・野菜用培養土、2-3割は種まき用培養土を使う。カボチャは田んぼの土にもみ殻燻炭を混ぜたものでも発芽しているので、マクワウリ、メロンはその自家製土を使った。夜間の最低温度は10度前後まで上がってきているので最高温度が30度を超えないようにハウス内の風通しの良い場所に置く。乾燥を防ぐために不織布をポットの上から被せておく。今回は不織布を使って乾燥しないように気を付ける。発芽率の悪かったピーマン、ししとうに加え、パプリカ、万願寺とうがらし、冬瓜も種まきした。また、種苗店に頼んでいたサトウキビの種茎も入荷し、今日、早速、マニュアルにしたがって、植え付けた。今日、4月6日は寒の戻りでやや温度が低いが農作業には汗がでず、捗った。尚、4月5日には露地に直接、九条ネギの種播きも行った。

2021年4月4日
から Mat Grimm
0件のコメント

ウリ科野菜の畝作り

 カボチャやキュウリ、メロン、スイカなどのウリ科野菜はつるが伸びて広い場所を必要とする。今日は4月4日であるがもう種苗店ではウリ科の苗が出ているので早速、畝作りを行う。今年はカボチャ2畝、スイカ1畝、メロン1畝、キュウリ1畝を栽培しようと思う。つるが伸びるので2畝を充てる。霜が降りないようになれば定植できる。まず、肥料として、鶏糞を畝長1m当たり1.5㎏くらい散布して、トラクタで耕耘して全層施肥する。トラクタのツメを内盛耕の配置にして、耕耘と同時に畝幅1.5mの畝を作る。黒マルチを被せて、定植までに地温を上げておく。定植は苗次第だが、4月下旬から5月頃か。

2021年4月2日
から Mat Grimm
0件のコメント

夏野菜の発芽状況

 明日から4月になるが3月初めに温室内の冷床に種まきしたが発芽率はそれほど良くない。夜間の低温と昼間の高温が災いしていると考えられる。追加で種まきする予定である。苗床の場所によって発芽率に違いがあるようだ。どちらかというと陽当たりの悪い箇所の方が発芽率が高いようだ。陽当たりのよい箇所で乾燥して枯れているものがある。温度計3本をポット地中、空中、苗床の中の三カ所に挿しているが、場所のばらつきまでは考慮していない。サニーレタス、ロメインレタスは水やりをするときに水の勢いで種を洗い流した可能性もある。キャベツ、ブロッコリーの発芽率の低い理由は良く判らないが乾燥のせいかもしれない。もう4月になるので霜の恐れはあるがそれを避ければ露地に直播できる時期である。追加種まきは高温に気を付けて育苗する。(3月31日~4月2日)

野菜名種播きポット(セル)数発芽数発芽率(%)経過日数
キャベツ120029
ブロッコリー110029
サニーレタス500029
ロメインレタス5051029
カボチャ60335529
真黒ナス40246029
トマト(ポンデローザ)4041028
ししとう201528
スイカ(三喜セブン)140028
キュウリ(加賀太胡瓜)200028
ズッキーニ1198028
ピーマン2021028
ブロッコリー(スティックセニョール)80026
グリーンハウス内冷床の発芽率
野菜名種まき数発芽数発芽率(%)経過日数
トマト(ポンテローザ)50234630
真黒ナス50265230
二重トンネル冷床の発芽率

 屋外の露地に二重トンネルで保温した冷床でのトマト、ナスの発芽率を見ると50%前後である。最高最低温度計をトンネル内の土に挿してそのデータを毎日、見ているが最低温度は外気より、2,3度高い。最高温度は30度~36度くらいであり、40度に達することはなかった。GH内の冷床と比較すると、トンネル内の土は乾燥していない。常に湿り気がある。GH内冷床は最低温度は二重トンネルより同じか高い傾向がある。したがって、GH内冷床の低発芽率は乾燥か、過大温度によるものと考えられる。

2021年3月31日
から Mat Grimm
0件のコメント

長ネギとごぼうの種まき

 長ネギの収穫を昨年末から現在まで行っているがさすがに3月末になるとほとんどのネギがネギ坊主になりつつある。収穫もそろそろ終わりである。しかし、ネギ坊主を切り飛ばして短くし、トマトやナスの間に植えるとコンパニオン・プランツとしてトマトやナスの生育に良い影響を与えるらしい。そこで、残っているネギはコンパニオン・プランツとして利用しようと思う。来年の長ネギの種まきの時期であるが、昨年の残り種(早生一本ネギ)もあるのでこれを種まきした。(3月28日)その他に干しネギという乾いたネギの苗を植えて、ほとんどのものは枯れてしまったが生き残ったものから種を取った。その品種名は不明である。九条ネギというネギの種も購入してある。古い種が発芽不良の場合には九条ネギを種まきする予定である。
 ごぼうも息の長い野菜で7月頃から翌年の3月末頃まで収穫できる。最後の収穫は2月16日であった。直径が数センチもあるお化けのようなごぼうである。食べられるかどうか勇気のいる外観であるが、茹でて料理すると柔らかくてとても濃厚で美味しいゴボウの味である。茹でて冷凍してあり、時々食卓に上るが今年も作りたいと思う。種は昨年の残りを播いたが6mの畝で1条でなくなった。そこで「大浦ごぼう」という品種を購入してもう1条を播いた。株間数cmで畝長6mの2条播きとした(3月29日)。自家用としては十分な量である。昨年の出来映えでは営業用としては外観が悪い。しかし、粘土質の土質なので細長く、枝根のない綺麗な外観のごぼうは難しいだろう。とりあえず、6mだけ栽培する。

PAGE TOP