グリム農園&田舎暮らし

定年退職後の日々の日記です。

2021年8月10日
から Mat Grimm
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コシヒカリ出穂と台風

  この地域のコシヒカリ栽培のしおりによれば6月20日に田植えの場合、出穂は8月16日であるが、8月6,7日頃から所々で出穂している株が見受けられ、少し早いなと思っていた。8日の夜から9日の午後にかけて、台風9号が広島に上陸して鳥取方面に抜けて、温帯低気圧に変化した。当地域では35㎜くらいの雨であったが、10m/secから15m/secの強風に半日くらい晒された。
  出穂直後に台風により、強風にさらされると収量が大きく減少するそうだ。風で蒸散し、穂が脱水状態となり、白く枯れる白穂となるらしい。今日、台風通過後の夕刻に田を見ると、5割近くの株が出穂していた。
  田植えは6月20日でも5葉苗の大苗を植えており、通常の3.5葉苗の稚病よりも出穂時期は早まるはずで8月9日に出穂していても不思議ではない。
  台風の風の影響が懸念されるが、台風はさすがにどうしようもない。たまたま、8月8日はユル抜きの日で田に水を入れたばかりでかなり深水状態になっていた。脱水や籾の振動の点から深水の方がよいらしい。
  田植え時の余り苗を補植のために田の畦近くに固まりとして植えていたが、この苗の塊は台風前には直立していたが風により、株全体がかなり傾斜した。田の中の株は倒れてはいないが、出穂した穂を包む葉がすべて同じ方向に向いており、風を受けて曲がったと思われる。この影響がどの程度になるか注意しておきたい。

2021年8月6日
から Mat Grimm
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コシヒカリの水管理

  手本とする井原豊氏の「痛快コシヒカリつくり」によれば、手植え大苗、疎植であっても軽度の中干は必要とある。昨年、「ニコマル」栽培時には田が地割れするほどの中干はやったことがない。ニコマルはコシヒカリに比べると根が発達して倒れにくいので中干は必要ない。しかし、コシヒカリは長稈種でありながら、根も小さめなので倒れやすいという。
   ため池の水は週に2回、3日と4日ごとに放流されるので、その 時入水し、次回の放流の1日前か2日前に水抜きをして田を乾燥する。 そこで7月26日に初めて水を抜いて、翌日、1日の干しを行った。しかし、1日くらいの干しでは田表は乾かない。土が露出するが乾いていない。そこで次のサイクルで7月30日に2日ほど、水を抜いて乾燥させた。田の表面にはひび割れが観測されたが、白く乾いてはいない。中干と間断潅水の違いがはっきりしないが中干は10日間くらい田を干すが走水と言ってあらかじめ田に設けた溝に必要に応じて水を少量だけ与えるとのことである。間断潅水は3日か4日周期で水を入水し、満水状態から水のない状態まで徐々に減らすことを繰り返すことをいう。中干により、根が水根から乾燥に強い畑根に切り替わり、同時に根が広がって倒れにくくなるという。昨年のニコマル栽培ではため池の放流時に満水にして、次の放流までに水漏れや自然蒸発により、減少して田が少し乾いた状態で次の放流となり、期せずして間断潅水となっていたと思う。 水深の浅い箇所では表面が乾きがちであるがひび割れができるほどではなかった。 中干は株の分けつ数が20本を超える頃に実施するとあり、7月15日ころにはまだ分けつ数がそれほどでなかったので中干はしなかったが、今から考えるとこのころに中干をした方が小さくてがっしりした株になったのではないかと思う。7月末近くの中干では遅く、すでに草丈がすでに大きくなってしまっている。間断潅水を収穫前の落水まで続けるという。

2021年8月1日
から Mat Grimm
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夏草の対策

  農道や庭、田の畦、野菜の畝や枕地あらゆるところに夏草が生い茂る。6,7月は雨が多く、気温も高いので成長も早い。毎年、この草を丈が低いうちに刈りはらおうと頑張るのだが、田植えの前後の作業に注意を取られている間に1m以上に成長して、草刈りの遅れた区画が野原のようになってしまう。この時期は少なくとも3-4週間に一度は草刈りをしておかなくては成長して茎は太く固くなり、刈りはらうための労力もよけいにかかる。野菜の畝に繁茂して野菜と混在するとさらに手間がかかる。ざっと見積もっても8つの圃場の畦(周長の総計890m位)を一通り、草刈りをするのには24回タンクのガソリン充填が必要である。さらに畦だけでなく、圃場内の畝の草を刈ろうとするとさらに13回のタンク充填が必要となる。ざっと満タンクが空になる時間は1.5時間くらいなので92.5時間ほどとなる。1日4.5時間くらいの草刈りとすると20.6日くらいかかる。3週間も連続して草刈りばかりというわけにはいかないので優先度の低い場所の草刈りの間隔が空いて、草丈は高くなるという訳である。
  現在のエンジン刈り払い機より、生産性の高い自走式斜面草刈り機が欲しくなる。近所の農家でも法面の長い畦を自走式草刈り機で楽々と刈り込む様子を遠くから見て、その能力の高さに驚いている。価格は10万円から30万円くらいで細かい仕様の違いはあるのだろうから、私の畔に適用できるか実際に確認したい。
  もうひとつの解決方法は畦のコンクリート化である。究極的な解であり、畦の草刈りから解放される。幹線の水路は現在、すべてコンクリート化されている。だから、メンテナンスは楽である。土砂が溜まるが年一回程度の「井出ざらえ」で掬ってやれば水路の土手が崩れたり、草刈りも必要ない。単純に私の田畑8圃場の周長を簡単に推定すると890mくらいになる。もし、1mあたりのコンクリート工事費を仮に1万円とすると890万円となり、法面の高い部分もあるので 仮に全部、コンクリート化すると 1000万円くらいにはなりそうである。年4回の草刈りの費用を消耗品5000円、燃料代24リットル×4(14400円)、草刈り機償却(4000円)とすると23400円、人件費時給500円とすると年間24×4.5H×4=432H、21万6000円となる。総計約24万円となり、41.7年で元がとれる計算になる。当然、私の代では元がとれず次世代になってしまうが、 コンクリート化によって 年間432Hの時間が生まれるメリットは大きいといえる。
  しかし、コンクリート畦の欠点は生物への影響である。殆んどないともいえるが、コンクリート水路にしてから、シジミを見かけなくなり、やがて蛍がいなくなった。コンクリート水路には水草も虫や貝類、魚類はいなくなった。コンクリート畦にすると生物にどのような影響があるか明らかではないが亀やカエルなど生物にとっては垂直の壁ができるので移動しにくくなり、畦の草がなくなるので虫の生息場所が減ることは確かである。おそらく、生物への影響を最小限にするための工夫が必要であろう。しかし、年金生活者にとって、この投資金額は大きい。回収年数が40年以上というのは私の代ではなく、次の世代への先行投資となる。
  また、農業の施策として大規模化のための土地の集約がある。将来、土地の集約が行われることになると小区画の畦を取っ払って高低差をなくし、広い区画に統合するので小区画のコンクリート畦が無駄になる可能性がある。過去にも集約化の案があったが意見が合わず実現には至らなかったという。さらに最近の再生可能エネルギーの比率の見直しにより、30年までに高い数値目標を掲げており、このためにこれまで太陽電池の設置が許容されなかったが見直される可能性もある。もう少し状況を注視したい。最近、自走式草刈り機を水利組合が所有しており、組合員は燃料を負担すればその草刈り機を無料で借りることができることを知った。そこで当面はこの水利組合の草刈り機を借りて、草刈りの時間を短縮したいと考えている。また、刈り払い機による草刈りも言い換えれば体幹の強化トレーニングであり、フィットネスをやっているのと同じである。適度の草刈りは健康にもプラスしている。
  8月1日に自走式草刈り機を借りて、農道や畦、畝などいろいろ試した。平らな農道を草刈りするのは歩くスピードで幅50㎝を草刈りできるので非常に楽である。畦の草刈りは凹凸のある斜面を進むので草刈りの高さを高位置にしないと刃が土を噛むので痛みが早い。また、水際はやはり、滑り落ちる可能性があり、ぎりぎりまでは刈り取れない。畦の法面の低い方が陸地であれば、斜面を滑り落ちても底で止まり、そのまま進みながら草刈りができる。自走式草刈り機ですべてをやろうとすると燃費も思ったより食うのでやはり適した所は限定される。また、丈の高い草がびっしり生えているところでは刃の回転部に草が絡みついて止まりそうになるし、絡みを時々エンジン停止して、除去しなかればいけない。 刈り払い機と組み合わせて使う方がよいという結論となる。

2021年7月12日
から Mat Grimm
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コシヒカリの追肥

 6月20日に田植えし、3週間が経過した7月11日に2回目のコロガシ除草(横方向)を行う。出穂は8月16日なので7月11日は出穂前37日目となる。初期を抑えて寂しく作り、出穂前40-45日頃に本格的追肥を行うというのが「への字」稲作である。そこで少し遅いかもしれないが、コシヒカリのみ、反当り窒素成分2㎏相当の追肥を行う。具体的には醗酵鶏糞45㎏を水田No.5(5アール)に施肥する。田植え後に抑草のために米ぬか3袋をNo.5に散布している。これは窒素成分で1.2㎏に相当する。これは元肥になるかもしれないが、6月30日までに水入れの際に散布している。田植え直前の6月13日に元肥として醗酵鶏糞45㎏をNo.5に施肥し、耕耘している。そこで総計5.2㎏相当の窒素成分を与えている。これ以外に緑肥を田植え1月前に漉き込んでいるから、緑肥もゆっくりと窒素成分を供給する。イネの生涯に必要な肥料(窒素成分で反当り5㎏)を十分与えている計算になる。もし、これで過繁茂の草出来となり、イネが倒伏する時には元肥が多かったということになるだろう。あるいは、病気が出て、収量が少なくなれば、追肥が多すぎたということになる。

2021年7月8日
から Mat Grimm
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マクワウリ、ハニーデューメロン、スイカの収穫

田植えの頃は忙しくて野菜の世話が十分できずに雑草が生い茂り、2週間ぶりに見回ると草丈に隠れてたいていの野菜は光合成ができずに樹勢が衰える。このような取り扱いでもマクワウリやハニーデューメロン、スイカは黒マルチで畝の中央を覆ってやれば、なんとか生き延びてたくさんの実をつける。マクワウリもハニーデューメロンも糖度を競うほどの甘さはないが、暑さの中で喉を潤す果物として重宝する。スイカも含めて天候次第であるが大雨や長雨で根腐れしない限り、実をつける。そして、カラスなどの被害を受けない工夫が重要である。マクワウリ、ハニーデューメロンは十分熟してから収穫した方がおいしいが、大雨で樹勢が衰え、水に浸かって表面が割れたりする可能性があるので、大雨予報前の7月7日に実をつけているものから、それぞれ20個程度を収穫し、貯蔵・追熟させる。スイカはいつが取りごろか判断がむつかしいが、実のついている枝の同じ節から出ている蔓が枯れているかどうかなどいくつかポイントを見て、まず一個(サイズ直径約19㎝)を取って、中身を見る。切ってみると白い皮の部分が厚いが中央は十分赤く色づいており、試食するとおいしいスイカの味がする。皮の厚い品種かもしれない。種も黒いものと部分的に黒いものがあり、8割程度まで成熟していると思う。マクワウリは色が黄金色になったものを食べたが、いつものあっさりした甘さでジュースの具のひとつとして使える。ハニーデューメロンは切ったものを凍らせて、バナナジュースの材料として使う。ほのかにメロンの香り・甘さが加わるのでバナナジュースがおいしくなる。

2021年7月6日
から Mat Grimm
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サツマイモのツル取り・移植

 サツマイモの蔓を購入して4月28日に植付け、順調に生育しているが、梅雨で畝の溝に水が溜り、このままではイモの環境として湿度が高く、腐ってしまう可能性が高い。今年、ジャガイモを二畝つくり、地下水位の高い方の畝のイモが湿害のため、部分的に変色した。そこで、現在、もっとも地下水位の高い田に植えたサツマイモ畝での栽培リスクを考慮して、こちらの「紅はるか」の蔓を取って、別の畑に移植する。ひげ根のない新芽のある茎を取り、2-3時間取り置き、萎れさせる。その後、湿らせた新聞紙で根の周りを包み、一晩、置く。朝に水をはり、水の中で蔓の端を切り、十分、水を吸わせてから、畑に19株を定植する。畑には黒マルチでカバーしており、肥料は特に与えていない。今日は7月6日であり、秋遅くまで放置しておく。

2021年7月4日
から Mat Grimm
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ズッキーニの栽培まとめ

 ズッキーニは病気や虫にも強く、無農薬で作れ、毎日のように大きな実が収穫できる。食べきれないので産直にも出すが夏野菜として人気がある。今年は三種類のズッキーニ(緑のズッキーニを8株、黄のズッキーニを7株、ミニ・ズッキーニを少し遅れて、6株)を播種した。種まきや定植時期、数は表にしている。肥料はたっぷりと与えているが、1.5m幅の畝に株間の中央に醗酵鶏糞を1m当たり1㎏程度と過石(過リン酸石灰)を50gを割肥として、畝作りの際に埋め込んでいる。根が株間に伸びてから肥料を吸い上げるようにしている。定植の時期から考えると種まきはそれほど早くなくても支障はないと考えられる。収穫は6月1日から開始している。7月4日には緑のズッキーニがほぼ終了した。黄色とミニも勢いは衰えており、間もなく終了となるだろう。累積では全部で260本程度を収穫できた。収穫期間は三週間程度である。

種まき種まきポット数定植定植株数
緑ズッキーニ3月4日114月18日8
黄ズッキーニ4月1日64月22日5
ミニ・ズッキーニ5月2日95月17日7

2021年6月29日
から Mat Grimm
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コロガシ1回目

田植え後の除草は水田の表土を引っ掻くことで雑草の芽を浮き上がらせて行う。通常は田植え後、3-7日後に行う。人力の田車の代わりに刈り払い機に取り付け、カゴを回転させて水中の表土を削る「水草トリマー」を用いて除草を行う。今年は紐を使ってしかも尺一寸の幅を持って植えたので、少なくとも紐に沿って直線的に間隔を広めに苗が植えられた。だから、コロガシを行う上で苗を誤って、回転かごで傷つける可能性は低い。
 コロガシの目的の半分は補植である。腰に苗かごを取り付け、欠株や雑草の株を見つけると腰かごから取り出して植える。今日は谷田No.4の圃場のコロガシを行う。午前にトリマーの取り付けと除草を二時間弱行う。午後には2時から3時半までと4時から5時までの2.5時間、計4.5時間くらいで一回目のコロガシを行う。三時頃は最も暑くて、30度を超えていたと思うが、頭がぼーっとなったので中断して休憩をとった。トリマーは回転で土を引っ掻くのでエンジンの力で前に進もうとする。だから、トリマーの負荷というよりも、ぬかるみを歩くということで普通以上に疲れる。そして、苗の列の間隔が広がったので歩きやすく、トリマーのコースを取りやすくなっている。だが、紐と直角方向にトリマーを入れようとすると苗は直線的に植えられていないので、コース取りが難しい。来年への課題である。縦横のコロガシを2回行うことが推奨されているが、横方向はあきらめている。

2021年6月28日
から Mat Grimm
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キカラシの種取り

 6月11日に刈り取り後、ビニールハウスに束で収納していたキカラシの脱穀を今日、6月27日に行う。キカラシは長く放置すると莢が自然に割れて種が弾けて落ちる可能性もある。ハウス内の環境は雨でぬれることはないが、晴れた日には40度を超える高温となる。キカラシはすっかり枯れている。脱穀は皮手袋をして扱いてみたが、蕎麦に比べると手に莢が引っかかる感触よりも、乾燥した細い枝を折るような抵抗があるだけで、莢といっしょに枝も砕いてしまう。名前は知らないが、大きな金属の櫛の刃のような農具を借りて、手動でキカラシの束を櫛の歯で扱いて実を落としてみる。キカラシの莢だけでなく、実のついた細い枝全体が櫛の刃に引っ掛かり、壊れてしまう。そこで、次に長靴で束を踏んで莢を壊す。キカラシの束から莢が壊れて種が脱離する。結局、この方法で脱穀をする。そして、莢や小枝といっしょに種を収穫した。コメ袋で3つくらいとれた。そのほとんどは種ではなく、その殻や小枝である。種との選別は唐箕か手箕で風により選別するつもりである。午前と午後の1時間、合わせて4時間くらいの作業となる。

2021年6月26日
から Mat Grimm
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苗代後の整地・代掻き・田植え

 苗代周りに雑草が繁茂しているので草刈りをしようと思い、その苗代の排水路に沿って枝豆を栽培する計画があったことに思い至った。その排水路脇の用地はそのまま枝豆の種を植えても、雑草に負けてしまうだろうから、古マルチを張ることにする。そこでその部分はトラクタで表面を浅く耕耘する。トラクタを使うとついでに苗代も一緒に耕耘することにした。三本の短冊を一つの四辺形の区画に統合して、そこにクレナイモチを植えることにする。昨年は短冊をそのままにして幅1mの水田に田植えしたが、無駄が多い。三本の短冊の内側の畦の部分をトラクタでまず、平たく崩し、短い短冊の長さを揃えるために陸地の部分をトラクタで耕耘して、荒起こしをして土を砕いておく。トラクタ耕耘後に水を少し入れて管理機で代掻きをしようと管理機を苗代に入れたが管理機の車輪が代掻き用の鉄輪を持っていないのでゴムタイヤのままであったので、ぬかるみに入ると空回りし、動きが取れなくなった。そこで中止し、結局、人力で土の移動、均平、荒起こし、代掻きを鍬で行うことにする。土を砕いた部分の下にある固い底を耕盤というが耕盤の深さが均一であることが望ましいが、短冊と短冊の間の畦の部分や短い短冊を長い短冊に揃えるために延長した部分はその耕盤が浅くなっている。苗代の苗が残っている部分も十分耕耘できていないところがある。これらの部分を鍬で深く耕す。25日の夕方と26日の午前の前半を使って、鍬作業をした。天候が久しぶりの梅雨らしい曇りでそれほど暑くないのが幸いである。26日の午後から雨模様なので適度に代掻きを切り上げて、田植えをする。田植え紐を使い、ラジオを聴きながら、1時間程度で田植えを終了した。土が固い部分もあるが、耕さない不耕起栽培もあるくらいだから、そのまま、浅植えする。

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