グリム農園&田舎暮らし

定年退職後の日々の日記です。

2021年9月1日
から Mat Grimm
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枝豆の収穫

  6月27日に種まきをして、途中に株元の除草、マルチの外縁の除草などを行ったが、ほとんど放任していたが無肥料でも豆がついて膨らんできたので枝豆として試しに4株だけ収穫してみた。枝豆として食べられる適期は1週間くらいだそうで、遅くなると完熟豆、大豆となる。早速、茹でてみると、やや粒は小さいが枝豆の味である。
  昨年は菜園に種を播いて、普通に栽培したが、水分が足りないためが豆の実入りが遅くて数も少なく貧弱であった。枝豆としては外観からして不十分であった。大豆は畦豆とも呼ばれるように水田の畦に栽培されていたのを思い出し、常に水が入っている環境で栽培することにした。今回のその場所は道路の脇で道路を挟んで水田があり、常に水が浸透してくるために乾きのないところである。そして、6月から9月まで3日か4日毎にため池の放流水があり、そのときに脇の溝に水が溜まるようにした。これにより、栄養分を含んだ水が運ばれてくるのでイネと同じように栄養を吸収しやすくなっている。
  連作障害があり、同じ場所では来期には栽培できないが記憶では毎年、畦豆を作っていたように思う。水田跡のように畦を崩して再構築する場合には連作とならないのかもしれない。(9月1日)

2021年8月28日
から Mat Grimm
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秋ジャガイモの催芽

  ジャガイモは「二度芋」の別称があるように春と秋の2回作ることができる。しかし、秋ジャガはこれまでうまく作れた試しがない。冬に掘り起こしてもちっとも大きくなっていないし、ほとんどが消えてしまう。春ジャガは2月初めに植えて、5月末には取れるが、保存期間は最大5か月という。芽が出たり、萎んだり、腐ってしまう。 10月末で保存期間の終了を迎える。 そこで冬から春にかけて食べられる秋ジャガを少し作ってみることにした。過去の反省から、手本としている井原氏の栽培方法に準ずると、秋ジャガは川砂を入れた箱に種イモを埋め、催芽を行い、10㎝くらい芽がでたものをイモといっしょに定食する。秋ジャガ栽培では9月中旬くらいまでは気温が高く、イモが腐りやすい。9月中旬以降に植えたのでは成長期間が不足して多収は見込めないという。そこで環境のよい場所で早めに植え、催芽をしてから移植する方法をとる。品種は出島やニシユタカが秋作に向いているという。行き付けのホームセンターで秋ジャガの種イモがあったので、出島を1㎏、ニシユタカを500gだけ、購入して、木箱に川砂を入れ、その中に植えて潅水した。グリーンハウスやガレージはこの時期、高温になるので、屋外のぶどう棚の下に木箱を置いた。風通しがよく、直射日光は当たらない。種イモは腐らないように切らないで1個をそのまま植える。だから、種イモはサイズが小さく数の多い袋を選んだ。

2021年8月19日
から Mat Grimm
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アスパラガスの収穫

  2018年5月初めにドイツを旅行した際、その頃が旬であるホワイトアスパラをいただいた。味は濃くないが柔らかくてソーセージの濃厚な味に合わせるとおいしい。香川に帰郷すると「さぬきのめざめ」というアスパラガスがさぬきの独自の品種として売り出し中であり、近所にもアスパラ農家がある。たまたま知り合いになり、アドバイスもあり、アスパラを種から播いて作ることにした。露地に種を播いても雑草や自然の厳しい環境に負けてアスパラはいつの間にか消えてしまうという。そこでハウスの中に肥料を深く埋め込んだ高畝を作り、根が十分に広がるように配慮した。そして、ポットで種まきし、発芽した苗を昨年2020年の5月に6株だけ、定植した。今年の春にアスパラ農家のYさんに見てもらったが、まだ樹木が十分発達していないので、収穫は尚早で、樹を充実させたほうがよいという。そこでアドバイスに従い、月に一度、化学肥料を追肥し、土が乾いたら、水やりを行ってきた。スーパーなどで最近、アスパラが出回っており、そろそろ収穫しようとYさんに聞くと実は夏頃はアスパラの最盛期であるが、Yさんはこの時期は価格が安いので敢えてこの時期には芽がでないように抑制しているという。私は自家用なので抑制の必要はない。最近、これまでにない太いアスパラがにゅっと出てきており、早速、収穫することにした。ホワイトアスパラは芽がでても光に当てないでいると白くなる。日本ではホワイトアスパラは缶詰で見たことはあるが、スーパーなど一般にはグリーンアスパラである。10年近く、アスパラは同一株からとれるという。樹の水分、肥料を面倒みたいと思う。

2021年8月13日
から Mat Grimm
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イチジクの収穫

  蓬莱柿とホワイトゼノアという2種のイチジクの木を植えて、今年から本格的に実をつけたのでおいしくいただいている。蓬莱柿というイチジクは千葉に住んでいたときに大多喜にあるイチジクカフェで入手したものでランチにいただいたイチジクを使ったハンバーグがおいしかったのでその苗木を購入したものである。そのカフェは亡きおじいさんが好きで育てていたイチジクを増やし、料理好きの奥さんがケーキやお茶、料理にイチジクを使ったメニュを開発し、自宅を改装してカフェを開いていたのである。
  香川に車で帰省した折に、一緒に鉢でもってきたものを菜園の枕地に植え、一昨年くらいから実をつけるようになった。しかし、同時に虫食いの被害に合い、樹勢が衰えていたので、幹に空いた穴に薬剤を注入して虫を駆除し、今年は一段と成長したようだ。梅雨開け以降、約3週間くらい雨が降らず高温がつづいたので各枝の下の方の葉が茶色に変色し、実をつけても色づきはよいが固くて、味もパサパサしたもので明らかに水分不足のようだった。そこで水やりをしていたのだが、それでも日照りで効果が見られなかった。10日過ぎから台風と前線の停滞で数日雨が断続的だが続いており、イチジクに潤いを与えたせいか、たくさん実をつけ、しかも大きな実をつけるようになっている。捥いで食すると柔らかくジューシイであり、本来のイチジクの味がする。やはり、水が足りなかったといえる。もう1本のホワイトゼノアは行き付けの農家の店で販売していた苗木で別の味を求めて購入した苗木であるが、昨年は季節を過ぎて実をつけたが固くて食べられなかった。今年は本来の時期にたくさん実をつけ、早速、試食してみたが、蓬莱柿に比べると形は小さいが濃厚な甘みが強く、とてもおいしい。イチジクは海外の乾燥させたものが流通しているが日本では生食が中心である。前記のイチジクカフェでは酢か何かに漬け、生で保存し、一年中料理につかっているそうだ。なにか保存方法を調べて、長期にこの味を楽しめるようにしたいと思う。

2021年8月13日
から Mat Grimm
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秋冬野菜アブラナ科の種まき

  アブラナ科の野菜は虫の好物で農薬なしでは成立しないという。確かに営業用としては農薬なしでは手間も金もかかるので成立しないが、自家用に少し作るのは防虫ネットでしっかり防護して、時々ストチュウを散布すれば無農薬でも虫食いのない葉物がとれることが前回の栽培経験で判った。そして、自家用は10株程度で十分である。いちシーズンでそれほど消費しないことも分かったので、作付けは株間50㎝、2条植えでは5m長の畝をたてればよい。
  7月19日の梅雨明け以来、35度前後の猛暑がつづいていたが、8月9日に台風が来てから下り坂になり、11日から来週の18日頃までは梅雨後半並みに前線が日本列島に停滞して雨が継続して降るという。実は7月22日に人参の種まきをして、毎日1回は潅水をしていたのだが、結果は未だほとんど発芽していない。強烈な太陽の日差しにより半日でカラカラに乾燥する。もみ殻と不織布でカバーして乾燥を防いだが、それでも不十分であった。だから、雨が1週間程度つづくということは発芽にとって、かなり有利である。そこで、人参の再挑戦とアブラナ科の野菜、ブロッコリー、キャベツ、ロマネスコの種まきをした。前回は芽キャベツの苗を購入して初めて栽培し、たくさんの芽キャベツを収穫できたので、芽キャベツも作りたいが近くのホームセンターや農家の店にも種はなかった。少し遠いが品揃えのよい種苗店に電話すると今年の種は終了したが苗はあるとのことである。ブロッコリーは2種つくる。通常のものに加えて、スティックセニョールという茎ブロッコリーをつくる。前回は発芽に失敗して、収穫できていない。発芽温度は30度以下であり、遮光ネットで涼しくする必要がある。3号ポット(直径9cm)に培養土を入れ、種を1または2粒入れ、種まき用土で5㎜程度をカバーする。各品種15ケくらいのポットに種をまく。雨のせいか、最高気温は30度未満で過ごしやすい。発芽にもよいだろう。人参は小雨の中、コーティングありの種を新しい箇所に250粒くらい、発芽しなかった箇所に200粒くらいを播いた。今回は雨がつづくので、足で踏むという鎮圧は行わず、上からもみ殻を数㎜程度被せただけである。畝の長さは15m、2条の筋蒔きであるが、株間は数センチとってある。間引きが不要となるように最初から株間は大きくとってある。(2021年8月12日、13日)

2021年8月10日
から Mat Grimm
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コシヒカリ出穂と台風

  この地域のコシヒカリ栽培のしおりによれば6月20日に田植えの場合、出穂は8月16日であるが、8月6,7日頃から所々で出穂している株が見受けられ、少し早いなと思っていた。8日の夜から9日の午後にかけて、台風9号が広島に上陸して鳥取方面に抜けて、温帯低気圧に変化した。当地域では35㎜くらいの雨であったが、10m/secから15m/secの強風に半日くらい晒された。
  出穂直後に台風により、強風にさらされると収量が大きく減少するそうだ。風で蒸散し、穂が脱水状態となり、白く枯れる白穂となるらしい。今日、台風通過後の夕刻に田を見ると、5割近くの株が出穂していた。
  田植えは6月20日でも5葉苗の大苗を植えており、通常の3.5葉苗の稚病よりも出穂時期は早まるはずで8月9日に出穂していても不思議ではない。
  台風の風の影響が懸念されるが、台風はさすがにどうしようもない。たまたま、8月8日はユル抜きの日で田に水を入れたばかりでかなり深水状態になっていた。脱水や籾の振動の点から深水の方がよいらしい。
  田植え時の余り苗を補植のために田の畦近くに固まりとして植えていたが、この苗の塊は台風前には直立していたが風により、株全体がかなり傾斜した。田の中の株は倒れてはいないが、出穂した穂を包む葉がすべて同じ方向に向いており、風を受けて曲がったと思われる。この影響がどの程度になるか注意しておきたい。

2021年8月6日
から Mat Grimm
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コシヒカリの水管理

  手本とする井原豊氏の「痛快コシヒカリつくり」によれば、手植え大苗、疎植であっても軽度の中干は必要とある。昨年、「ニコマル」栽培時には田が地割れするほどの中干はやったことがない。ニコマルはコシヒカリに比べると根が発達して倒れにくいので中干は必要ない。しかし、コシヒカリは長稈種でありながら、根も小さめなので倒れやすいという。
   ため池の水は週に2回、3日と4日ごとに放流されるので、その 時入水し、次回の放流の1日前か2日前に水抜きをして田を乾燥する。 そこで7月26日に初めて水を抜いて、翌日、1日の干しを行った。しかし、1日くらいの干しでは田表は乾かない。土が露出するが乾いていない。そこで次のサイクルで7月30日に2日ほど、水を抜いて乾燥させた。田の表面にはひび割れが観測されたが、白く乾いてはいない。中干と間断潅水の違いがはっきりしないが中干は10日間くらい田を干すが走水と言ってあらかじめ田に設けた溝に必要に応じて水を少量だけ与えるとのことである。間断潅水は3日か4日周期で水を入水し、満水状態から水のない状態まで徐々に減らすことを繰り返すことをいう。中干により、根が水根から乾燥に強い畑根に切り替わり、同時に根が広がって倒れにくくなるという。昨年のニコマル栽培ではため池の放流時に満水にして、次の放流までに水漏れや自然蒸発により、減少して田が少し乾いた状態で次の放流となり、期せずして間断潅水となっていたと思う。 水深の浅い箇所では表面が乾きがちであるがひび割れができるほどではなかった。 中干は株の分けつ数が20本を超える頃に実施するとあり、7月15日ころにはまだ分けつ数がそれほどでなかったので中干はしなかったが、今から考えるとこのころに中干をした方が小さくてがっしりした株になったのではないかと思う。7月末近くの中干では遅く、すでに草丈がすでに大きくなってしまっている。間断潅水を収穫前の落水まで続けるという。

2021年8月1日
から Mat Grimm
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夏草の対策

  農道や庭、田の畦、野菜の畝や枕地あらゆるところに夏草が生い茂る。6,7月は雨が多く、気温も高いので成長も早い。毎年、この草を丈が低いうちに刈りはらおうと頑張るのだが、田植えの前後の作業に注意を取られている間に1m以上に成長して、草刈りの遅れた区画が野原のようになってしまう。この時期は少なくとも3-4週間に一度は草刈りをしておかなくては成長して茎は太く固くなり、刈りはらうための労力もよけいにかかる。野菜の畝に繁茂して野菜と混在するとさらに手間がかかる。ざっと見積もっても8つの圃場の畦(周長の総計890m位)を一通り、草刈りをするのには24回タンクのガソリン充填が必要である。さらに畦だけでなく、圃場内の畝の草を刈ろうとするとさらに13回のタンク充填が必要となる。ざっと満タンクが空になる時間は1.5時間くらいなので92.5時間ほどとなる。1日4.5時間くらいの草刈りとすると20.6日くらいかかる。3週間も連続して草刈りばかりというわけにはいかないので優先度の低い場所の草刈りの間隔が空いて、草丈は高くなるという訳である。
  現在のエンジン刈り払い機より、生産性の高い自走式斜面草刈り機が欲しくなる。近所の農家でも法面の長い畦を自走式草刈り機で楽々と刈り込む様子を遠くから見て、その能力の高さに驚いている。価格は10万円から30万円くらいで細かい仕様の違いはあるのだろうから、私の畔に適用できるか実際に確認したい。
  もうひとつの解決方法は畦のコンクリート化である。究極的な解であり、畦の草刈りから解放される。幹線の水路は現在、すべてコンクリート化されている。だから、メンテナンスは楽である。土砂が溜まるが年一回程度の「井出ざらえ」で掬ってやれば水路の土手が崩れたり、草刈りも必要ない。単純に私の田畑8圃場の周長を簡単に推定すると890mくらいになる。もし、1mあたりのコンクリート工事費を仮に1万円とすると890万円となり、法面の高い部分もあるので 仮に全部、コンクリート化すると 1000万円くらいにはなりそうである。年4回の草刈りの費用を消耗品5000円、燃料代24リットル×4(14400円)、草刈り機償却(4000円)とすると23400円、人件費時給500円とすると年間24×4.5H×4=432H、21万6000円となる。総計約24万円となり、41.7年で元がとれる計算になる。当然、私の代では元がとれず次世代になってしまうが、 コンクリート化によって 年間432Hの時間が生まれるメリットは大きいといえる。
  しかし、コンクリート畦の欠点は生物への影響である。殆んどないともいえるが、コンクリート水路にしてから、シジミを見かけなくなり、やがて蛍がいなくなった。コンクリート水路には水草も虫や貝類、魚類はいなくなった。コンクリート畦にすると生物にどのような影響があるか明らかではないが亀やカエルなど生物にとっては垂直の壁ができるので移動しにくくなり、畦の草がなくなるので虫の生息場所が減ることは確かである。おそらく、生物への影響を最小限にするための工夫が必要であろう。しかし、年金生活者にとって、この投資金額は大きい。回収年数が40年以上というのは私の代ではなく、次の世代への先行投資となる。
  また、農業の施策として大規模化のための土地の集約がある。将来、土地の集約が行われることになると小区画の畦を取っ払って高低差をなくし、広い区画に統合するので小区画のコンクリート畦が無駄になる可能性がある。過去にも集約化の案があったが意見が合わず実現には至らなかったという。さらに最近の再生可能エネルギーの比率の見直しにより、30年までに高い数値目標を掲げており、このためにこれまで太陽電池の設置が許容されなかったが見直される可能性もある。もう少し状況を注視したい。最近、自走式草刈り機を水利組合が所有しており、組合員は燃料を負担すればその草刈り機を無料で借りることができることを知った。そこで当面はこの水利組合の草刈り機を借りて、草刈りの時間を短縮したいと考えている。また、刈り払い機による草刈りも言い換えれば体幹の強化トレーニングであり、フィットネスをやっているのと同じである。適度の草刈りは健康にもプラスしている。
  8月1日に自走式草刈り機を借りて、農道や畦、畝などいろいろ試した。平らな農道を草刈りするのは歩くスピードで幅50㎝を草刈りできるので非常に楽である。畦の草刈りは凹凸のある斜面を進むので草刈りの高さを高位置にしないと刃が土を噛むので痛みが早い。また、水際はやはり、滑り落ちる可能性があり、ぎりぎりまでは刈り取れない。畦の法面の低い方が陸地であれば、斜面を滑り落ちても底で止まり、そのまま進みながら草刈りができる。自走式草刈り機ですべてをやろうとすると燃費も思ったより食うのでやはり適した所は限定される。また、丈の高い草がびっしり生えているところでは刃の回転部に草が絡みついて止まりそうになるし、絡みを時々エンジン停止して、除去しなかればいけない。 刈り払い機と組み合わせて使う方がよいという結論となる。

2021年7月12日
から Mat Grimm
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コシヒカリの追肥

 6月20日に田植えし、3週間が経過した7月11日に2回目のコロガシ除草(横方向)を行う。出穂は8月16日なので7月11日は出穂前37日目となる。初期を抑えて寂しく作り、出穂前40-45日頃に本格的追肥を行うというのが「への字」稲作である。そこで少し遅いかもしれないが、コシヒカリのみ、反当り窒素成分2㎏相当の追肥を行う。具体的には醗酵鶏糞45㎏を水田No.5(5アール)に施肥する。田植え後に抑草のために米ぬか3袋をNo.5に散布している。これは窒素成分で1.2㎏に相当する。これは元肥になるかもしれないが、6月30日までに水入れの際に散布している。田植え直前の6月13日に元肥として醗酵鶏糞45㎏をNo.5に施肥し、耕耘している。そこで総計5.2㎏相当の窒素成分を与えている。これ以外に緑肥を田植え1月前に漉き込んでいるから、緑肥もゆっくりと窒素成分を供給する。イネの生涯に必要な肥料(窒素成分で反当り5㎏)を十分与えている計算になる。もし、これで過繁茂の草出来となり、イネが倒伏する時には元肥が多かったということになるだろう。あるいは、病気が出て、収量が少なくなれば、追肥が多すぎたということになる。

2021年7月8日
から Mat Grimm
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マクワウリ、ハニーデューメロン、スイカの収穫

田植えの頃は忙しくて野菜の世話が十分できずに雑草が生い茂り、2週間ぶりに見回ると草丈に隠れてたいていの野菜は光合成ができずに樹勢が衰える。このような取り扱いでもマクワウリやハニーデューメロン、スイカは黒マルチで畝の中央を覆ってやれば、なんとか生き延びてたくさんの実をつける。マクワウリもハニーデューメロンも糖度を競うほどの甘さはないが、暑さの中で喉を潤す果物として重宝する。スイカも含めて天候次第であるが大雨や長雨で根腐れしない限り、実をつける。そして、カラスなどの被害を受けない工夫が重要である。マクワウリ、ハニーデューメロンは十分熟してから収穫した方がおいしいが、大雨で樹勢が衰え、水に浸かって表面が割れたりする可能性があるので、大雨予報前の7月7日に実をつけているものから、それぞれ20個程度を収穫し、貯蔵・追熟させる。スイカはいつが取りごろか判断がむつかしいが、実のついている枝の同じ節から出ている蔓が枯れているかどうかなどいくつかポイントを見て、まず一個(サイズ直径約19㎝)を取って、中身を見る。切ってみると白い皮の部分が厚いが中央は十分赤く色づいており、試食するとおいしいスイカの味がする。皮の厚い品種かもしれない。種も黒いものと部分的に黒いものがあり、8割程度まで成熟していると思う。マクワウリは色が黄金色になったものを食べたが、いつものあっさりした甘さでジュースの具のひとつとして使える。ハニーデューメロンは切ったものを凍らせて、バナナジュースの材料として使う。ほのかにメロンの香り・甘さが加わるのでバナナジュースがおいしくなる。

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