グリム農園&田舎暮らし

定年退職後の日々の日記です。

2021年11月3日
から Mat Grimm
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クルミの収穫とその苗木

  鬼ぐるみの苗木を植えたのは2015か16年頃だと思うが、いつの間にか、2mを超え、クルミの実がなり、そのまま落ちていたが食べられるとは気づかなかった。拾ったクルミの実を割って、中身を取り出そうとしたが、ペンチで割ろうとしてもつぶれてしまう。クルミの殻は複雑な小部屋で仕切られており、その隙間にある実は売られているクルミの実とは別物に見えた。しかし、鬼ぐるみの樹はクルミの実を取るのに適しているということを聞き、調べると、クルミの実を熱して、割るという。昨年は拾ったクルミを洗い、卓上ガスコンロを使って、加熱するとクルミが合わせ目で少し、開いてくる。まるでハマグリなど二枚貝のように少し開いたら、そこに刃を入れてこじ開けると奇麗に二つに割れる。そして、楊枝などでつついてクルミの実を取りだす。このようにして取り出したクルミのかけらを集めて、パンに入れたり、料理に使ったりした。今年も、11月になって、夏草が枯れて、下草を整理する時期となり、クルミの実を集めた。籠一杯収穫できた。食パンを焼いているが少し、クルミを混ぜると独特の風味が出て、おいしくなる。これも楽しみである。
  クルミを拾い集めていて、樹の下にクルミと思われる苗樹が見つかった。良く見ると、2本見つかった。古い実なのかどうか不明だが、樹の下は雑草が積み重なり、腐葉土になっていてふかふかの状態で発芽に適した土となっている。クルミの苗木を大きめの鉢に移植して機会があれば分けたいと思う。

11月6日にクルミを加熱して殻を割った。今年は拾ったクルミの3割程度が水が浸入していて、不良品であった。殻を鉄のヘラで隙間に差し込んで、広げ、2つに開いた。この後は料理人に渡せば、取り出して調理してくれる。

2021年10月28日
から Mat Grimm
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花壇用花の種まき

  昨年から花の苗を買うだけでなく、種からも育てているが意外と難しい。千葉に住んでいた頃、近所に毎年のようにパンジーやビオラをプランターやハンギングバスケットで家のフェンスや入り口を飾っている人がいたが、その人は自家種を取って咲かせているという。昨年はパンジーの種を購入して、発芽した苗が20本以下で結局定植した苗は10本程度であった。花壇や植え場所を用意するのに時間がかかり、定植までに枯れた苗も多かった。しかし、地植えすると苗は勢いを取り戻し、貧弱な苗からしっかりと成長し、美しい花を見せてくれた。ビオラも同様で苗は貧弱であったが、花壇に植えると、大株に成長して、見事に長く咲いて楽しませてくれた。しかし、それらの種を取ることを失念したのは残念である。
  稲や野菜に時間を取られてしまい、もうパンジーやビオラ、ストックなどは苗が出回っているこの時期に、種を購入して播種する。パンジーやビオラは種が小さく、ポットに種まきするには数が多く、場所をとるので昨年はイネの苗箱に種まき用土を入れ、そこに種を播いて発芽を待った。しかし、発芽までは適切に湿度を保つ必要があり、苗箱は薄いのですぐ乾いてしまう。そこで今回は発砲スチロールの箱を使い、そこに種まき用土よりもさらに細かいバーミキュラという軽くて栄養分のない人口物のような土を入れて播種する。そして、スチロールの箱の底に千枚通しで細い穴を4-6か所開けて、排水する。これを挿し木に使って、うまくいったので適用してみる。意外に保湿が簡単にできる。排水の穴のサイズが小さいからか、いつまでも乾燥しない。ピートバンというおが屑(?)を固めて厚紙にしたものの上に種を播いて、水を浸水させて発芽させる方法をトルコ桔梗に試みたが、湿度管理に失敗してカビが生えて発芽しなかった。トルコ桔梗は発芽までに1ケ月近くかかるので、部屋の中に置いていたのだが、カビてしまった。パンジー、ビオラの発芽温度は15-20℃なので屋外でも十分である。発芽までの日数はパンジー、ビオラは15日である。(10月28日)

2021年10月26日
から Mat Grimm
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さといもの収穫

  昨年のさといも作りは失敗で子芋がほとんどなく、親芋もそれほど成長していなかった。それは葉を見ると明らかに数も大きさも色も不十分で勢いがなく、結果として光合成量が少なく、イモに栄養が届いていない。肥料はたっぷり、条間に割肥として施しているが、雑草に取られたようであった。
  そこで今年は肥料は条間ではなく、株間に与え、条間には黒マルチで雑草を抑制し、夏の乾燥期に用水路から水を引き、湿地の環境に近くなるように配慮した。その結果、外観は昨年に比べると、大きく成長しているようであった。しかし、9月22日で用水の放流は終わるのでそれ以降は天水のみなので乾燥気味でやや勢いがなくなったように思う。
  産直では10月初めからサトイモが出回っていたが、稲刈りなどで忙しいので収穫がこの時期になってしまった。まず、セレベス4株、海老芋2株を掘ってみる。昨年に比べるとイモは大きく、子芋もたくさん取れた。近所で栽培されているサトイモの葉を見ると、とてつもなく大きくなっており、私のサトイモの葉はまだまだ小さい。除草が不十分なのかもしれない。海老芋はセレベスに比べると葉が小さく、この時期には枯れてしまったものもある。掘ると、イモはあるのだが、もしかしたら、収穫時期がもっと早いのかもしれない。
  イモを家内に料理してもらい、酢味噌で合えていただいたが、初物であり、季節の味としておいしい。イモが残るようであれば、今年は種イモとして保存してみたいと考えている。(10月26日)

2021年10月25日
から Mat Grimm
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秋の収穫いろいろ

  この時期は栗やサツマイモ、落花生、銀杏、クルミ、柿や梨などさまざまな秋の実りを堪能する楽しい季節となる。イネ刈りの続きであるが、コシヒカリを5畝、ニコマルを7畝、クレナイモチ1畝を作ったのであるが、クレナイモチは量がすくないので乾燥・籾摺りをいつもの外注以外の方法を探していたが解決できないでいた。私のいとこは地元でコメつくりを兼業として若いころからやっており、乾燥・籾摺り設備をもっているので相談したが、乾燥装置は大型で少量をやったことはなく、もち米は作っておらず、装置にもち米が混じると掃除が大変。もち米を作っている別の親類に問い合わせしてもらい、そこでは今年はもう間に合わないがタイミングが合えば、籾摺りをやってもらえそうであった。
  万事休す。結局、いつもの乾燥・籾摺りをお願いしている業者に泣きついて、少量だが、やってもらうことにした。時期的にはほぼシーズンも終わり頃なので、受け入れてもらえたのかもしれない。もち米の玄米として58㎏が取れた。我が家の消費量とすれば、数kgもあればよいのでこの量でも多すぎる。来年はどうするか迷うところである。近所に住む妹夫婦は餅つき機をもっており、もち米を入れれば、餅つきまで自動でできるので、普通の白餅だけでなく、ノリやエビ味のモチを作り、角切りにして長く楽しんでいる。私も今年はいろいろ試してみたいと思う。
  サツマイモは「土佐紅金時」、「紅はるか」、「鳴門金時」を栽培したが、イモの太りは土佐紅金時の成長が早く、太いイモがたくさん取れている。いわゆるホクホク系の味なので、天ぷらや大学イモ、イモケンピなどにしていただいている。焼き芋はネットリした「紅はるか」が向いているが、成長が遅く、時々試し掘りするが細いイモが少し取れるだけなので、まだ畑においてある。近所のNさんは5種類のイモを作り、どれが一番か、聞いたところ、「シルキィースイート」だという。ホクホク系では「紅あずま」だという。その両方のサンプルをいただいたので早速、焼き芋にしていただいた。シルキィスイートは 皮を剥くと明らかに濃い金色でねっとりとして本当においしい。焼き芋として確かに最高の部類である。安納芋より、味が濃いかもしれない。一般的には鳴門金時が有名であるが蔓の苗が出回っていなかったので食材として購入したイモを畑に埋めて、発芽したものが少量であるが蔓葉を茂らせている。試し掘りするほど量がないのでまだ掘っていない。いろいろ作り比べてみるのも楽しい。
  香川県は阿讃山脈で太平洋側からの気流が遮られ、温暖で乾燥した気候であり、柑橘類には向いているが、リンゴやサクランボなどの寒冷地の果物は余り見かけない。それでも、リンゴの樹にあこがれがあり、「富士」とその受粉用品種をそれぞれ1本植えている。虫が付きやすく、1年経っても余り成長していない。なんとか、ふんだんに取れるとリンゴジュースで楽しみたいと思う。
  落花生は昨年とれたものを植えて、22日に今年初めて収穫した。今年は雨が少なく、乾燥して葉が黄色く部分的に枯れている。カチカチの土を掘り返し、落花生を引き抜き、裏返して、実を取る。8株くらいでザル一杯くらいになる。茹でて、早速、いただく。栗ともサツマイモとも異なる味で、それほど特別な味がするわけではないが、癖になり、止められない。千葉に住んでいた頃はこの時期にはおやつに茹でピーナッツは産直で手に入る。ピーナッツバター、ピーナッツ味噌は純粋なものが普通に手に入る。「おおまさり」という大柄な品種は茹で落花生用に開発された品種であり、大きくておいしい。「半立ち」はいわゆる煎り落花生の大きさであり、茹でて食べるには小さいので、物足りない。落花生はカラスの好物なので、防鳥糸を張っていたのを収穫のために撤去すると早速、つつかれて樹の根本が掘り返されてしまう。スイカやそらまめ、イチゴ、ぶどう、イチジクなどカラスには本当に困ってしまう。
  柿、梨も苗木を畑に植えてある。いつか、収穫できるであろう。最近、TVで「ポポー」という北米産の樹木(果物)があることを知った。塾してから、食べられる期間が短いので一般には出回っていないそうだが是非、作ってみたいと考えている。ポポー以外にもおいしい果物がたくさんある。適した土地があれば、たくさんの品種を植えてみたいと思う。

2021年10月22日
から Mat Grimm
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からし菜の種とり:風選

  稲作の緑肥として「からし菜」を春先に栽培する。これまで種を購入していたが、今年は別途、種取用に栽培した。6月11日に刈り取り、27日に足踏みで脱穀し、種と莢の混合物をコメ袋3袋に保管していたが、やっと時間ができたので、この機会に種を混合物から選別する。まず、箕に莢や茎などの混合物を移し、箕を上下に揺動させ、風で軽い莢などを飛ばし、実を残す。ある程度、選別したものを次に種が通過する「ふるい」に掛けると9割以上が種の混合物が得られる。さらに箕に移して風選するとほぼ種のみになる。これを繰り返して3袋を風選により、種に選別した。重量で4.6㎏くらいを得た。3㎏くらい播種していたので、十分な量である。これで一応、緑肥も自給できる目途がついた。種取用に栽培したからし菜はとても大きく成長したが、緑肥として播種したからし菜は発芽率も低く、枝葉も貧弱であった。畝作り、点播き、鎮圧などに違いがあるかもしれない。来年は緑肥の種播きを工夫したいと思う。またからし菜は「粒マスタード」にして食べられるのではないかと思う。これもちいさな楽しみである。(21年10月21日)

2021年10月16日
から Mat Grimm
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ニコマル、クレナイモチの収穫

  稲刈り時期の判断基準は籾の黄化程度であるが、十分といえば十分であり、まだといえばまだとも言える。遅い穂はまだ登熟段階にある。積算温度や水分率などを参考にしたいがまだ理解していない。ヒノヒカリより、3日から7日遅いことから、10日ー14日となるが 昨年は雨で田の乾燥を待って10月16日に稲刈りを行なった 。今年は雨が少なく、田表は乾いている。明日から天気は下り坂になるので、今日15日に行う。圃場の角はコンバインの方向転換のために予め、イネを手刈りしてスペースを空けておく。前日にその75%くらい済ませておいた。そして当日の朝は気温が低く、朝露がしっかり籾についていたので、露払いをすることにした。2人で圃場の対抗する両畦に立ってロープを持ち、畦に沿って歩き、ロープで稲穂を軽くしごきながら、圃場全体を掃引する。これで朝露の乾燥が促進されるという。8時頃に露払いし、10時頃からコンバインで稲刈りを開始した。今年は同じ圃場にニコマルとクレナイモチ(もち米)を植えており、まず量の多い、ニコマルから稲刈りをする。特に問題もなく、12時半に終了した。畦際は30㎝以上は隔離しておいた方が良い。コンバインの本体の凸部が高い畦にぶつかる可能性がある。ニコマルの耕作面積は約7畝であり、コンバインの袋で20.5袋の収穫であった。早速、予約している乾燥籾摺り業者に持ち込み、翌日に玄米を受け取る。クレナイモチは量が少ないので、乾燥籾摺り業者には頼れない。とりあえず、残りの時間でコンバインで収穫する。そして、苗代跡にも少し、植えてあり、こちらは区画が狭いのでコンバインでは効率が悪い。そこで手で刈り取って、コンバインの脱穀機能を使って、脱穀する。籾袋で4袋くらい収穫できた。(10月15日)
  翌日、玄米を受け取る。ニコマルは6.45俵(387㎏)を得た。これは反当たりにすると9.2俵に相当する。反当たり10俵取れるとコメつくりとして一人前らしいが無農薬では到達できないレベルといわれている。しかし、それに近い数値である。豊作と言ってよいが、コシヒカリは出穂頃に台風の風を受けたが、ニコマルは特に台風の影響はほとんどない。天候も9月中旬から10月中旬まで晴れた日が多い。まだ食べていないが、味が楽しみである。(10月16日)

クレナイモチの手刈りイネをコンバインで脱穀

2021年10月8日
から Mat Grimm
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ほうれん草種まき

  ほうれん草は暑さに弱いので9月の種まきは避けていたが、いつの間にか10月も中旬に近くなり、慌てて種まきをする。発芽適温は15-20℃である。ほうれん草の畝は施肥して寝かしていた。種まき前にもう一度、砕土の耕耘を行う。中古であるが、水平維持機構やPTO逆回転機能の付いたトラクタに更新したので、その試運転も兼ねて、行う。結果として、水平維持機構を使って耕耘したが、少し、波打っており、高低差は是正されるものの完全ではないと思う。まだ使いこなせていないので、いろいろ試しながら見極めたいと思う。ほうれん草畝10mに対して、半分の5mに播種した。3条の筋蒔きで株間3-5㎝となるように種まきしたが、所々、2-3粒が密集して落ちたところもある。発芽までは乾燥しないように潅水するつもり。施肥は窒素成分で15kg/10aで半量を元肥として漉き込むが、醗酵鶏糞で5.6kg/10m畝に相当するが、5㎏位を入れてある。(2021年10月8日)

2021年10月7日
から Mat Grimm
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黒マルチはがしとニコマル稲刈り前

  カボチャ、スイカ、トマト、メロンなど夏野菜を作った畝に張った黒マルチを撤去する。夏野菜を取り終えたらすぐ、黒マルチを撤去すべきであるが、夏草の勢いがすごくて、畦の草刈りだけでせいいっぱいで黒マルチ除去まで余裕がなかった。自走式草刈り機を借りて畦草刈りが早く終わるようになって、夏野菜畝の後始末までできるようになった。8月末に自走式で畦の草刈りを行い、野菜畝の黒マルチ撤去のチャンスはあったが、秋冬野菜の準備が迫っており、先延ばしにした。約一月後の9月末の畦草刈りの際には、黒マルチ畝も一部、自走式草刈り機でその上を草刈りしてみた。自走式草刈り機の車輪は鉄製なので、マルチを破る可能性がある。そこでエンジン式の刈払い機で黒マルチ畝を覆っている草を刈りはらうべきである。手間から言えば、自走式草刈り機で黒マルチの上も除草した方が早いし、結論から言えば、マルチの傷もほとんどなかった。刈り払い機でやっても、疲れてくると手元が狂ってマルチを破いてしまう。次回から、すべて自走式草刈り機でマルチの上も除草しようと思う。
  黒マルチ撤去は鍬で土を被せた箇所を今度は掘り返して、マルチの上の土を払い落す。その時に雑草が黒マルチの端に生えて、黒マルチを半分挟んだ状態で成長している。鍬で雑草のみを掘り返して、黒マルチから分離する。この作業をマルチの両側に対して行う。最初は15mくらいで2時間位掛かったが、25mー35mくらいを2時間ではがせるまでになった。
  古マルチは3回くらい使えるらしいが、私はうまく撤去できたものを2回使っている。黒マルチをはがすと、その下の土が湿っていて、かつ土が柔らかく、耕耘した状態を保っていることに驚く。野菜に対してベストな環境を提供できることが判る。しかし、黒マルチの上は夏には高温となるので焼けてしまうこともある。冬には土の温度を高くするので成長を促進する。黒マルチはうまく使うと成長を促進できる。


  ニコマル稲刈り前

  ニコマルの収穫時期は籾の黄化状態(80%以上)を見て判断するという。コシヒカリの時は十分黄化してから、刈り取ったが玄米を見ると青コメが少し混じっていた。昨年は10月16日に刈り取りを行った。昨年に比べると、イネ全体の緑色が薄いように思う。今年は9月22日以来、ほぼ2週間雨が降らず、ため池の放流もないので田は乾燥している。其のためか、イネも乾燥しているのではないだろうか。10月4日に用水路にすこし流れている水(放流時の1%以下?)を引いて導水を試みた。すると、水口側から、水尻側に向かって半分くらいまでは水が行き渡ることが判った。しかし、水尻側まで達せずに隣の田の畦際に漏れていることが判った。それまで乾燥していた畦際の排水溝に水が沁みだして流れるようになっている。しかし、どこから漏れているかわからない。6日に導水を止めて、稲刈りに備えることにした。もう少し、早く気づいて、水を入れていれば登熟にプラスしたのではと思う。ニコマルの出来は刈り取ってみないとわからないが、台風の襲来もなく、順調に来ている。

2021年10月2日
から Mat Grimm
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ビーツの除草と追加種まき

  ビーツを9月2日、9月9日に種まきしていたが、発芽してある程度大きくならないと雑草と区別できないので除草もできない。もう10月に入り、最後の種まきのチャンスなので、除草を行い、欠株の箇所に追加で種まきする。この畝は昨年には落花生を栽培していたが、粘土質で固くなり、野菜には適さないが、除草をやってみて、再度、認識した。とにかく、コチコチに固まっている。堆肥や腐葉土をたくさん入れて、ふかふかにする必要がある。もみ殻はJAカントリーで無料で入手できるので、機会を見て大量にいれようと思う。午前の2時間、午後の1時間くらいで15m程度の畝の除草を行う。畝の側面と条間を荒く、草削り用の農具で除草する。次にビーツの幼苗を傷つけないように中耕用の手工具で土を砕きながら、除草する。そして、手で株の周りの雑草を取り除く。3条植えなので何回も往復する。草取りもこの季節になるとそれほど苦でなくなる。秋の残暑で汗もでるが、湿度が低いのか、大量ではない。そして、欠株となっている箇所に種を播く。残り種はそれほど多くないので、株間20㎝くらいに1,2粒を点播きする。発芽温度は25℃前後なので、最近の天候ではこの温度範囲に10日くらい続く、最後の機会であろう。雨が最近、降らないので、水やりが欠かせない。同じ畝の南側には人参を作っているが、3回種まきして、それなりに発芽して、欠株が目立たないようになった。三回目の種まきの発芽苗がよく見ると大きな人参の間に出てきている。このようになれば、株数も十分で、収穫時期もずれるので処理に困らない。ビーツもある程度の密度を期待したい。(10月2日)

2021年9月28日
から Mat Grimm
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玉ネギの種まきとにんにくの植付

  昨年から玉ネギ作りを種まきから始めた。4mlの種から320本の苗を得たが、畝は500本くらい植えられるので不足分は苗を購入した。昨年はマルチを使わずに育てたにも拘わらず、大きな玉に育ち、貯蔵性は期待したほどでなかった。今年はさらに株の間隔を狭めて、小さい球にしようと思う。赤玉ネギは貯蔵性が比較的良好であった。とても固く育った。やはり、品種が重要かもしれない。9月26日に10m当たり5㎏くらいの醗酵鶏糞を散布して、全体にトラクタで耕耘し、畝をつくった。その一角に2m長くらいの苗床を作り、イボ竹で12本の横筋を設けた。そして、4mlの黄玉ネギ(中晩成)、3.5mlの貯蔵性に優れるという「新なごみ」という玉ネギ(中晩成)をそれぞれ、6筋に播いた。軽く土を掛けて、その上から新聞紙でカバーし、さらにネットで新聞紙を抑えた。発芽までの湿度を保つためである。5日後に新聞紙を取る予定であるが、発芽を期待する。赤玉ネギは種を購入して追加で種まきする予定である。(9月26日)
  にんにくは今年は自家栽培のにんにくを種として使う。収穫後、ネットに入れて吊るしていたが、無傷のにんにくは数として半分の100個くらいで残りはどこかしらに傷があるか、または非常に小さい分球である。にんにくは1.4m幅、10m長の畝に4条(条間20cm)、株間20cmで密植する。200本くらい植える。畝は醗酵鶏糞5㎏を10m長の畝に散布して、トラクタで耕耘して漉き込む。にんにくも玉ネギも黒マルチを使わない。ニンニクの課題は収穫時期である。昨年は収穫が遅かったように思う。収穫後のニンニクの球根に小さいハエがたかり、いつまでも中央部分が乾燥せずについに腐ったものも多い。(9月27日)

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